Skip to content
KitploitKITPLOIT
ツールブログ
提出
ツールブログ
提出

ハッキング、侵入テスト、サイバーセキュリティツールをあなたのセキュリティアーセナルに!

Kitploitはハッキング、サイバーセキュリティ、ペネトレーションテストのツールディレクトリです。最新のプロジェクトアップデートを見つけて、脆弱性の発見、システム分析、テストの自動化、セキュリティの強化を行いましょう。

··フィード·お問い合わせ·プライバシー·© 2026 Kitploit

ツールディレクトリ

カテゴリ

すべてのカテゴリを見る
Loading categories
CVE-2026-54761-poc — TraefikのKubernetes Gatewayプロバイダにおける認可バイパスを示す概念実証(CVE-2026-54761)。crossProviderNamespaces脆弱性を介して、api@internalなどの内部サービスを露出させます。 | Kitploit
ツール/GitHubGitHub/saku0512/cve-2026-54761-poc
コンテナセキュリティ脆弱性分析エクスプロイトウェブアプリケーション悪用クラウドセキュリティ学習と教育
GitHubsaku0512/cve-2026-54761-poc

CVE-2026-54761-poc

TraefikのKubernetes Gatewayプロバイダにおける認可バイパスを示す概念実証(CVE-2026-54761)。crossProviderNamespaces脆弱性を介して、api@internalなどの内部サービスを露出させます。

リポジトリを見る
32ヶ月前未レビュー

人気

すべて見る →

コミュニティで最も使われているツールを見つけましょう。

すべてのツールを探索

ツールコレクションを閲覧

すべてのツールを見る →
共有

CVE-2026-54761: Traefik Kubernetes Gateway crossProviderNamespaces Bypass PoC

English version

概要

このリポジトリは、Traefik の Kubernetes Gateway provider に存在する高深刻度の脆弱性 CVE-2026-54761 を、ローカル環境で再現するための Proof of Concept (PoC) です。

この脆弱性は crossProviderNamespaces の許可リストに影響します。複数の重み付きバックエンド参照を宣言する HTTPRoute ルールにおいて、Traefik はルート自身の namespace ではなく、参照先の backendRef.namespace に対して許可リストを検証します。その結果、許可されていない namespace にある HTTPRoute であっても、バックエンド参照が許可済み namespace を指し、対応する Gateway API の ReferenceGrant が存在する場合、api@internal などの Traefik 内部サービスを公開できてしまいます。

報告者: saku0512 (https://github.com/Saku0512), vvvvvvvvvvel (https://github.com/vvvvvvvvvvel)


免責事項

このプロジェクトは、教育目的および許可されたセキュリティテストのみを目的としています。

所有または管理していないシステムに対して、この PoC を実行しないでください。この PoC は、使い捨てのローカル kind クラスターを作成し、隔離された環境で問題を実証するように設計されています。


脆弱性の詳細

  • CVE ID: CVE-2026-54761
  • 製品: Traefik
  • コンポーネント: Kubernetes Gateway provider
  • 種別: 認可バイパス / 内部サービスの露出
  • 影響: api@internal などの Traefik 内部サービスが通常のデータプレーン経由で公開される可能性があります
  • 影響を受けるバージョン: 下記の修正版より前の Traefik
  • 修正済みバージョン: v3.6.21 および v3.7.5

根本原因

crossProviderNamespaces オプションは、@internal サービスへの参照を含む TraefikService バックエンド参照を宣言できる Gateway API ルート namespace を制限するためのものです。

脆弱な重み付きバックエンドの処理経路では、Traefik は backendRef.namespace に対して許可リストを確認します。しかし、セキュリティ境界は参照を宣言している HTTPRoute の namespace であるため、この検証対象は誤っています。

期待される挙動:

root@kitploit:~
providers:
  kubernetesGateway:
    crossProviderNamespaces:
      - trusted

自身の namespace が trusted であるルートのみが、cross-provider の TraefikService バックエンド参照を宣言できるべきです。

脆弱な挙動:

root@kitploit:~
backendRefs:
  - group: traefik.io
    kind: TraefikService
    name: api@internal
    namespace: trusted

ルートが複数のバックエンド参照を持ち、backendRef.namespace が許可済みの trusted namespace に設定されている場合、attacker namespace にある HTTPRoute が受け入れられる可能性があります。


Proof of Concept

この PoC は、次の構成を持つ使い捨てのローカル kind クラスターを作成します。

  • Traefik v3.7.1
  • Gateway API CRDs
  • providers.kubernetesGateway.crossProviderNamespaces=trusted
  • trusted からの通常の Gateway API ReferenceGrant
  • 拒否されるべきポジティブコントロール用ルート
  • バイパスを実証する混在した重み付きバックエンドルート

必要なもの

  • Docker
  • kind
  • kubectl
  • curl

実行方法

root@kitploit:~
cd external-repro-kind
./run-kind-repro.sh

スクリプトは終了時にクラスターを自動的に削除します。

手動調査のためにクラスターを残す場合:

root@kitploit:~
KEEP_CLUSTER=1 ./run-kind-repro.sh

期待される出力

コントロール用ルートは、attacker namespace から単一の禁止された api@internal バックエンド参照を使用します。この場合、API は公開されないはずです。

root@kitploit:~
control status: 404

exploit 用ルートは 2 つのバックエンド参照を使用し、Traefik に重み付きサービスを構築させます。脆弱なバージョンでは、/api/http/services へのリクエストが Traefik API の JSON を返します。

root@kitploit:~
exploit returned Traefik API JSON
api@internal status: enabled
weighted members:
api@internal              1000000
attacker-whoami-http-80  1

重要な点は、どちらのルートも同じ信頼されていない attacker namespace から作成されていることです。単一バックエンドのコントロールは拒否されますが、混在した重み付きバックエンドルートは正常に解決され、api@internal を公開します。


ファイル

  • external-repro-kind/kind-config.yaml - Traefik を 127.0.0.1:18080 で公開するローカル kind クラスター設定
  • external-repro-kind/traefik-v371.yaml - 脆弱な Traefik のデプロイメントと GatewayClass
  • external-repro-kind/gateway-exploit.yaml - namespace、Gateway、ReferenceGrant、コントロール用ルート、バイパス用ルート
  • external-repro-kind/run-kind-repro.sh - ローカルでのエンドツーエンド再現スクリプト

対策

Traefik を修正版へアップグレードしてください。

  • v3.6 系では v3.6.21 以降
  • v3.7 系では v3.7.5 以降

運用者は既存の Gateway API ReferenceGrant リソースも確認してください。明示的に意図した委任でない限り、信頼されていない namespace に対して cross-provider の TraefikService 参照へのアクセスを許可しないでください。


参考情報

  • Traefik Security Advisory GHSA-3g6v-2r68-prfc
  • Traefik v3.6.21 release
  • Traefik v3.7.5 release
ツールをダウンロード