
# CVE-2023-46870の詳細分析と概念実証 Nordic Semiconductor nRF Sniffer for Bluetooth LEにおける、安全でないファイル権限に起因するローカル権限昇格の詳細分析と概念実証。再現手順と緩和策を含む。
Nordic Semiconductor nRF Sniffer for Bluetooth LE バージョン 3.0.0, 3.1.0, 4.0.0, 4.1.0, および 4.1.1 において、不適切なファイルパーミッションが設定されており、攻撃者が bash および python スクリプトを改変することで権限昇格やコード実行を行うことが可能です。
キーワード: ローカル権限昇格 (LPE), コード実行
影響を受けるプラットフォーム: Linux, MacOS
影響を受けるファイル: extcap/nrf_sniffer_ble.py, extcap/nrf_sniffer_ble.sh, extcap/SnifferAPI/*.py
nRF Sniffer for Bluetooth LE は、Wireshark の拡張機能であり、nRF52840 ドングルおよび開発キットを使用してパケットキャプチャと解析を行うことができます。
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CVSS:3.0 7.3 High Vector: AV:L/AC:L/PR:L/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H
このパーミッションの問題により、展開されたファイルはグループおよびその他ユーザーが変更可能な権限(777 および 666)に設定されています。これにより、悪意のあるプログラムやユーザーが sudo や root 権限を持たなくても bash および python スクリプトを変更でき、別のユーザーが Wireshark を起動した際にコード実行につながる可能性があります。Wireshark は常に extcap ディレクトリから拡張機能を読み込むため、正規ユーザーが "nRF Sniffer for Bluetooth LE" を使用する意図があるかどうかに関わらず、コードは常に実行されます。
ファイルのパーミッションを手動で 500 または 400 に修正してください。 例えば、macOS では以下のようにします。
chmod 500 ~/.config/wireshark/extcap/nrf_sniffer_ble.sh
chmod 400 ~/.config/wireshark/extcap/SnifferAPI/*