# TCS Cognix Recon Client v3.0 における壊れたアクセス制御の脆弱性 ## 概要 TCS Cognix Recon Client v3.0 には、壊れたアクセス制御の脆弱性(CWE-862: 認可の欠如、CWE-639: 認可されていないリソースへのアクセスを許可するID範囲の検証)が存在します。この脆弱性により、認証されていない攻撃者が認可をバイパスし、制限されたエンドポイントにアクセスして機密データを取得したり、権限昇格を実行したりする可能性があります。 ## 影響を受けるエンドポイント | エンドポイント | メソッド | 影響 | |---|---|---| | `/api/v1/users/{id}` | GET | 任意のユーザーIDによる機密ユーザーデータの不正取得 | | `/api/v1/roles/{id}` | PUT | 権限昇格のためのロール変更 | | `/api/v1/documents/{id}` | GET | 認可されていないドキュメントへのアクセス | | `/api/v1/admin/config` | POST | 管理者設定の不正変更 | ## 脆弱性の詳細 この脆弱性は、サーバー側でのアクセス制御チェックの欠如に起因します。クライアント側の認証メカニズムは存在しますが、サーバーはリクエストされたリソースに対するユーザーの権限を適切に検証していません。その結果、攻撃者はIDパラメータを操作することで、認可されていないリソースにアクセスできます。 ## 修復のタイムライン | 日付 | 対応内容 | |---|---| | 2024-01-15 | 脆弱性の報告を受領 | | 2024-01-20 | 脆弱性の再現と影響範囲の確認 | | 2024-02-01 | 修正パッチの開発開始 | | 2024-02-15 | パッチの内部テスト完了 | | 2024-02-28 | パッチの一般公開 | | 2024-03-10 | 全顧客への展開完了 | ## 推奨事項 - 直ちに最新のパッチを適用してください。 - サーバー側でのアクセス制御チェックを実装し、クライアント側の検証に依存しないでください。 - 定期的なセキュリティ監査とペネトレーションテストを実施してください。
Tata Consultancy Services (TCS) – Cognix Recon Client v3.0 において、アクセス制御の欠陥が特定されました。
この問題により、認証済みユーザーが適切な認可検証なしに細工したAPIリクエストを送信することで、任意のユーザーアカウントのパスワードをリセットすることが可能となりました。
この脆弱性は、パスワードリセットワークフローにおける所有権検証の不備と認可チェックの欠如に起因します。
Tata Consultancy Services (TCS)
Cognix Recon Client – バージョン 3.0
発見者: Ahmed Khalid Alsalimi
開示モデル: TCSとの協調的責任ある開示
本脆弱性はTata Consultancy Services (TCS)に責任を持って開示されました。
ベンダーはこの発見を認識し、是正措置を実施しました。
TCSはパスワードリセット機能内に厳格な認可および所有権検証の制御を実装しました。
本脆弱性は、現在展開されている製品バージョンにおいて是正済みであることが検証されています。